私の研ぎデビューは、当時家にあったセラミックシャープナーでした。
シャープナーのミゾに包丁を入れ、軽く引く。これを何度か繰り返す。
夕飯の豚肉ブロックを切ってみる・・・。
「おお、確かに包丁が切れるようになった!」と思いました。
が、何だか物足りなさも感じました。
そう、「研いでいる!」という実感です。
確かに包丁は切れるようになりましたが、あまりにも簡単すぎて、実感がわきませんでした。
思春期まっただ中の家事手伝い中学生は、そんなよく分からない「実感」とやらに、もやもやしていたのでした。
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