100円セールで普通の砥石を手に入れた、りょりょ少年は早速自宅の包丁を研いでみることにしたのでした。
箱の裏に研ぎ方は描いてありました。
こんな感じの絵です。
※この画像は、
ホームセンターHomacさんからお借りしました。
やり方としては、文字で書くととても簡単です。
- 砥石を水につける(5~10分程度)
- 安定した台の上に砥石を固定する(私は台ふきの上に置いて動かないようにしています)
- 上から見た時に、砥石に対して包丁を約45度の角度で構え(上の図の左側)、刃を砥石に当てたら砥石面に対して10円硬貨2枚程度の角度をつけて、前後に押し引きします。
- このような、イメージです。
- 包丁の角度を変えずに、マクレが全体に出るまで、研ぎ続けます。マクレは上の絵ほどはっきりとは分かりません。よーく目をこらしながら、触ってみないと分かりません。
- 反対の面も同じ角度で砥石に当てて(一番上の図の右側)、同じ回数全体にマクレが出るまで研ぎ続けます。
- 最後にもう一度裏返して、1,2度研ぐと、マクレが取れます。
包丁を研いでいると、ドロドロした液(水と砥石と金属が混ざったもの、「とぎ汁」とか「研ぎクソ」などと呼ばれます)が出てきますよね。
この液がキレイに研ぐために必要です!流してしまってはダメです。
さて、当時はこの一定の角度をつけて研ぐことがとても大変でした。
が、やっているうちに、まあまあ出来るようになって行きました。
当時の私は、お手軽に出来るシャープナーよりも、砥石上でとぎ汁が出ているのを見ることで、研げている=よく斬れるようになっている、と納得したかったようです。それは今でも変わっていませんが。
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