中学生時代から始まった包丁研ぎですが、ある程度研ぎ方を覚えてきて、自宅の包丁を週1回くらいのペースで研いでいました。
その後、高校生になり、文化祭で喫茶店をする事になったのですが、ここでもイライラすることが起きました。
家庭科室の場所及び器材を借りることが出来たのですが、ここの包丁が全くと言って良いほど切れませんでした。まあ、普通は学生に実習させてほったらかしなので、そんなもんなのでしょう。
しかし、私はその切れ味に満足できませんでした。ジャガイモやニンジンの皮が上手くむけないくらいでしたから。
もちろんする事はただ一つ!自宅から砥石を持ってきて、ドンドン研ぎまくりました。
20丁(包丁の数え方は、「丁」ちょうです。「本」ほんじゃないです。)以上はあったと思います。
かなり時間はかかりましたが、切れ味良くなって、大変満足できました。
また、友人達に喜ばれただけでなく、先生にも褒めてもらえたので、私の中では大きな自信となりました。
この自信が、大学時代の学園祭でも発揮されて、皆の包丁研ぎにつながって行くのでした。
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